【馬体から好走馬予想】25年マイルチャンピオンシップ

satsuki

マイルCS出走馬のコース適性を馬体から診断しています。

よければ予想の参考にしてください🙇

コース適性は、競走馬の能力をパワー✊、スピード⚡️、スタミナ🔋の3要素で分析しています。

詳細については以下記事で確認できます。各適性能力の定義とそれらを示す馬体の特徴例などを記載しています。

2023年4月30日【馬体基礎知識】予想にも活用可能！馬体からコース適性を判断するための3要素（パワー、スタミナ、スピード）

この記事でわかること
・出走馬全頭の馬体診断🏇※
・馬体＋能力を加味したおすすめ馬を紹介
　※フォトパドックの有無により全馬掲載できない可能性があります

コース適性馬体おすすめ馬実績（23年G1）
フェブラリーS ◎レッドルゼル 3番人気🥈
大阪杯 ◎ダノンザキッド 10番人気🥉
皐月賞 ◎タスティエーラ 5番人気🥈
天皇賞・春 ◎シルヴァーソニック 5番人気🥉
NHKマイルC ◎シャンパンカラー 9番人気🥇
宝塚記念 ◎ジャスティンパレス 2番人気🥉
凱旋門賞 ◎オネスト 13番人気🥉
天皇賞・秋 ◎プログノーシス 3番人気🥉
ジャパンC ◎スターズオンアース 5番人気🥉
チャンピオンズC ◎ドゥラエレーデ9番人気🥉
阪神JF ◎ステレンボッシュ5番人気🥈

コース適性馬体おすすめ馬実績（24年G1）
大阪杯◎ベラジオオペラ2番人気🥇
桜花賞◎ライトバック7番人気🥉
天皇賞春◎ブローザホーン5番人気🥈
ヴィクトリアマイル◎マスクドディーヴァ2番人気🥉
オークス◎チェルヴィニア2番人気🥇
日本ダービー◎シンエンペラー7番人気🥉
日本ダービー穴◎ダノンデサイル9番人気🥇
安田記念◎ナミュール4番人気🥈
秋華賞◎ステレンボッシュ2番人気🥉
エリザベス女王杯穴◎ラヴェル12番人気🥈
マイルCS◎ソウルラッシュ4番人気🥇
マイルCS穴◎ウインマーベル10番人気🥉
ジャパンカップ穴◎ドゥレッツァ7番人気🥈
阪神JF◎テリオスララ7番人気🥉
朝日杯FS◎ミュージアムマイル2番人気🥈
有馬記念◎ダノンデサイル2番人気🥉
有馬記念穴◎シャフリヤール10番人気🥈
ホープフルS◎クロワデュノール1番人気🥇

京都芝1600mを好走に必要な能力

先ずはマイルCSが開催される京都芝1600mのコース特徴から適性馬体を解説します。

京都芝1600mの適性能力は以下になります。

各条件別での適性能力をまとめると以下の通りです。

傾向として高速決着とタフな条件の2つあります。
この2条件の切り分けは馬場とペースで判断しています。

　高速決着：1m32s台以内の速い時計での決着
　タフな条件：1m33s台以上での遅い時計での決着

基本的には京都開催終盤で実施されるレースのため、タフな馬場になることが多いです。
ただ、改修工事後の昨年は1m32s台と高速よりの決着となっています。

高速決着ではパワーとスタミナを兼ね備えた馬が好走傾向にあります。
京都1600mは外回りで直線幅も大きいため、特に機動力（スピード）を必要としません。
ただ、コーナーが下り坂ということもあり、直線に向くまでにペースがあがり、ロングスパート勝負になりやすいです。
スピードを持続できるパワーとスタミナがあるほうが有意にレースを進めれそうです。

タフな条件はよりパワーのある馬が好走傾向にあります。
高速決着より長く良い脚が求められるため、タフな馬場でも推進力を持続するためのパワーがより必要になります。
タフな条件になるため、もちろん体力的なスタミナも必要ですが、それ以上にパワー要素に突出した馬の方が好走傾向にあります。

satsuki

詳細はブログにも記載していますのでよかったら覗いてみてください🙇

2023年11月6日【コース別適性馬体】予想に活かせる！京都芝1600mを好走する馬体の特徴【2023年最新版（改修工事後）】

能力・馬体診断

satsuki

それでは、出走馬の能力と馬体診断やっていきます！！

アスコリピチェーノ

能力：S
ジャック・ル・マロワは特殊な直線勝負かつ先行勢で決まった結果のため、6着だが悲観する内容ではない。ヴィクトリアMは外差し有利な馬場展開が向いたとはいえ、ほぼ最後方からの差し切りは能力の高さを示した。1351ターフスプリントは前有利な馬場展開だったとはいえ、海外かつ牡馬相手に能力を示した内容だった。ゴールデンイーグルは多頭数の外枠が厳しかったため、敗因明確。海外帰りの不安もヴィクトリアMで払拭しており、ここも実力上位の評価は間違いないが、牡馬も含め古馬マイラーとどこまでやれるか。

馬体：C

ウインマーベル

能力：A
スワンSは展開は向かずも伸びる内をロスなく通っての僅差の4着のため、着順以上の評価は難しいが、一定の能力は示した内容だった。安田記念は内前有利な馬場だったとはいえ、差しが決まる展開の中、海外帰りかつ馬体絞れてない中で5着に粘れたのは評価できる。1351ターフスプリントは、展開が向いたとはいえ、ヴィクトリアマイルを快勝したアスコリピチェーノと差のない競馬をしており評価できる。阪神Cは速い上がりが求められる高速決着が向かずに8着のため、着順ほど評価を落とす必要はない。昨年3着と好走している通り、安田記念よりも適性は高いはずのため、ここでも期待したいが、先行馬にも強い馬がいるため、枠や展開の恵みが必要。

馬体：S

ウォーターリヒト

能力：B
富士Sは9着に敗れたが、前有利な馬場が向かず、直線もスムーズ出ない中での結果のため、大きく評価を落とす必要はない。中京記念は前有利かつ伸びない内を通っての7着のため、着順ほど評価を落とす必要はない。安田記念は上位馬達とは位置取りの差にも感じるが、勝った東京新聞杯とほぼ同じ条件での大敗のため、シンプルに力負けにも感じる。近走後方から届かずのレースが続いており、ここでも展開の恵みや適性次第で馬券内に来ても不思議はないが、相手まで。

馬体：C

エルトンバローズ

能力：B
毎日王冠は前にいた実力馬で決着し、少し後ろを追走したこの馬にとっては不完全燃焼な内容だった。ただ、着差は若干着けられたものの、位置取り次第ではチャンスもありそうな内容だったため、そこまで上位馬とは大きな差があるとは思えない。中京記念は同じくスローの瞬発力勝負が向かなかったとはいえ、前有利な馬場やメンバーレベルを考慮すると負け過ぎの印象。昨年のマイルCSはG1で3着と好走できたことは素直に評価したいが、外差し有利な馬場展開が向いての結果のため、過大評価は禁物。怪我明けの近2走は凡走が続いており、ここでも期待は薄いが、条件が向かない中での結果のため、相手には置いておきたい。

馬体：A

シャンパンカラー

能力：C
近走重賞で復活の兆しを見せるも出遅れグセも増しており不安要素も多い。京都の舞台適性も高くはなく、メンバーレベルが一気に上がるここでは厳しいか。

馬体：C

オフトレイル

能力：B
スワンSは差し有利な展開が向き、直線もスムーズだったことを考慮すると大きく評価はできないが、内有利な馬場で外を回って勝っていることとメンバーレベルを考えればG1でも好走の可能性を示す内容だった。関屋記念は内差し有利な馬場展開が向いての2着のため、大きくは評価できない。高松宮記念は後方差しが届かない馬場かつペースが合っていない感じでの大敗のため度外視で良い。直近の成績からマイル適性はわからないが、京都、新潟を好走している通り平坦コースは得意そう。ただ、スワンSよりも明らかにメンバーレベルがあがるため、京都1600の適性をしっかり見た上で逆転可能か判断したい。

馬体：B

ガイアフォース

能力：A
富士Sは前有利な馬場を味方につけての勝利で、斤量差も考慮すると大きく評価はできないが、シンプルにG1馬をねじ伏せた内容を評価。安田記念は差し有利な展開も味方したが、直線多少のロスがありながらもソウルラッシュを差し切った内容は素直に評価できる。チャンピオンズマイルは終始外を回ったロスはあったが、前有利の中、先行しての9着のため評価は上げづらい。マイル路線に変更してから安定感が増しており、ここでも好走が期待できるが、京都開催後半のタフな馬場は合わない印象のため、適性も見極めたうえで重い印を打つか決めたい。

馬体：A

カンチェンジュンガ

能力：C
スプリンターズSは9着に敗れたが、前有利な馬場展開の中、この馬のスタイルを貫いての結果のためほぼ度外視で良い。セントウルSはハイペースで差しが届く展開だったとはいえ、高速馬場で前も粘れる馬場の中で位置取り優位だったトウシンマカオよりも速い脚で差し切れた内容は素直に評価できる。京王杯SCは後方には不利な馬場展開ではあったが、他馬と比べると伸びは欠いており、負け過ぎの印象。高松宮記念も内でやや詰まっているようにも見えるが、それにしても負け過ぎの印象。マイルはこの馬にとって長く、メンバーもハイレベルなため、ここでは少し厳しい。

馬体：C

ジャンタルマンタル

能力：S
富士Sは前有利な馬場が向いたにも関わらず2着に敗れたが、1着との斤量差を考えると悲観する必要もない。ただ、それでもG1馬としてここは圧勝してほしかっただけに、意外と他との実力差は大きくないのかもしれない。安田記念は国内での実力ある古馬との初対戦で見事勝利したが、2、3着馬とは位置取りの差にも感じるため、過大評価は禁物。香港マイルは大敗したが、初海外や直線での接触を考慮すると大きく評価を下げる必要はない。安田記念は強い勝ち方でここでも人気が想定されるが、人気ほどの安定感があるとは思えないため、過剰に人気するようであれば抑えまで。

馬体：A

ソウルラッシュ

能力：A
富士Sは3着に敗れたが、前有利な馬場とこの馬の位置取りを考えると着順ほど評価を落とす必要はない。安田記念は多少タフな馬場が味方したとはいえ、適性の低い東京コースで実力を示す内容だった。ドバイターフは中身に関係なく、ロマンチックウォリアー相手に勝利した結果を素直に評価したい。7歳になってもそこまで衰えは感じないが、軽度とはいえ怪我明け2戦目で絶対的信頼感はなく、鞍上強化で人気するようなら評価は低くしたい。ただ、毎年言ってる気がするが、安田記念よりもこの舞台の方が適性は高いことは間違いない。

馬体：A

チェルヴィニア

トウシンマカオ

能力：A
スプリンターズSは高速決着が向かなかったとはいえ、前有利な馬場で3番手で追走していた割には負け過ぎの印象。セントウルSは内前が有利な馬場で終始外を回りながらも僅差の3着に来ており、十分実力を示した。京王杯SCは馬場展開に関係なく他馬を寄せ付けない強い勝ち方ではあったが、この内容からもベストは1400mにも感じる。高松宮記念は直線で追い出しが遅れた分脚を余しており、4着に敗れたが着順以上に評価はできる。マイルは長く感じるが高速決着にはなりにくい京都の舞台は合いそう。能力の高さはG1級のため適性次第では本命もあり得る。

馬体：A

ドックランズ

能力：B
QE2世Sは4着に敗れたが、前が止まらない馬場の中、脚は衰えることなく最後まで勝ち馬に迫っての結果のため、着順ほど評価を落とす必要はない。ジャック・ル・マロワもほぼこの馬よりも前にいた馬で決着し、4着に敗れたため大きく評価を落とす必要はない。ただ、どちらも能力が高ければ勝てたようなレースにも感じる。海外の洋芝をこなしているため、タフな京都マイルは合うイメージ。ただ、直線マイルでの実績が多く、コーナーへの対応がカギになる。臨戦過程は昨年5着のチャリンと似ているが、実績もチャリンより劣るため、重い印は回せない。

馬体：馬体写真なし

マジックサンズ

能力：C
富士Sは先行有利な馬場展開が後方にいたこの馬に向かなかったとはいえ、負け過ぎの印象。NHKマイルCは内差しが決まる馬場展開が向いての2着のため、着順以上に評価はできない。。皐月賞は差し有利な展開が向いての6着のため、大きく評価はあげれないが、スピード決着に対応できたことは評価できる。NHKマイルC組のその後のレース結果からも、メンバーレベルに疑問があり、一気にレベルが上がる今回は厳しい印象。

馬体：C

ラヴァンダ

能力：B
アイルランドTは差し有利な展開が向いての勝利だったが、レースのメンバーレベルを考慮すると能力の高さを示す内容だった。仲秋Sは先行勢に向いた展開の中で僅差の勝利でメンバーレベルも微妙だが、古馬や牡馬相手に勝ちきれた内容は評価したい。府中牝馬Sは外差しが不利な中、最後まで脚を使って3着まで来ているため、着順以上に評価できる。牡馬とも互角に戦える能力は持っているが、これまで戦ってきたメンバーレベルを考慮するとここでは一枚落ちる印象。個人的にはエリザベス女王杯で見たかった。

馬体：C

レーベンスティール

能力：B
毎日王冠はこの馬に馬場展開が向き、スムーズな競馬ができた中での勝利のため、大きく評価はできない。しらさぎSは59kgの斤量のハンデがあったとはいえ、直線伸びを欠いており、メンバーレベルを考えても少し負け過ぎの印象。AJCCは最終コーナーあたりからのペースアップに対応できず、直線でも何もできずに12着と大敗しており、展開向かなかったとはいえ、評価できる内容ではなかった。レース内容からはマイルやコーナーからの捲り勝負とこの馬には正直向かない要素が多いと現段階では思っている。馬体の適性を見て最終判断したい。

馬体：C

ロングラン

能力：B
毎日王冠は前有利な馬場展開の中、最後方から大外を回す競馬となり度外視と言いたいが、シンプルに実力不足にも感じる内容だった。安田記念はG1のマイルペースを先行したことが要因で直線向いた瞬間から脚が残っておらず、完敗の印象。いつも通り後方で溜めていたらとも思ったが、直線での失速具合を見ると流石にここでは相手が違った印象。マイラーズCは2着のジュンブロッサム以外のメンバーレベルに疑問は残るが初のマイルのペースもこなし勝利した結果を素直に評価したい。近2走の成績は微妙だが、京都、小倉と平坦コースの重賞連勝している実力は素直に評価したい。馬体の適性を見て最終判断したいが、メンバーレベルも一気に上がるため、良くて相手まで。

馬体：C

ワイドラトゥール

能力：C
スワンSは人気薄ながら2着と好走したが、差し有利かつ内が伸びる馬場を通っての結果のため、着順以上の評価は難しい。CBC賞は後方からでも届く展開で、外が伸びる中で、内の馬群を縫って速いあがりで伸びているため、着順ほど評価を落とす必要はない。ヴィクトリアMは外差し勢で決まった中、内を選択しての結果のため、大きく評価を落とす必要はない。ただ、マイルはこの馬にとって少し長い印象。前走は牡馬相手にも好走できており、ここでも一発を期待したいところだが、流石にメンバーレベルが上がり、現状印は回せない。

馬体：B

まとめ

能力

S：アスコリピチェーノ、ジャンタルマンタル

A：ウインマーベル、ガイアフォース、ソウルラッシュ、トウシンマカオ、チェルヴィニア

B：ウォーターリヒト、エルトンバローズ、オフトレイル、ドックランズ、ラヴァンダ、レーベンスティール、ロングラン

馬体

S：ウインマーベル、チェルヴィニア

A：エルトンバローズ、ガイアフォース、ジャンタルマンタル、ソウルラッシュ、トウシンマカオ

B：オフトレイル、ロングラン、ワイドラトゥール

印

◎ジャンタルマンタル
先行馬が少ないためここも1人舞台の可能性は高い。適性も高く出走メンバーの中では1番不安要素がない。

〇ソウルラッシュ
年齢による衰えは否めないが、富士Sの内容からもまだやれるはず。適性高い舞台で過去1の鞍上強化も味方につけて好勝負に期待。

▲ウインマーベル
改修後は前と比べて高速気味の馬場になり、中距離より短距離実績組の好走が目立つ。昨年よりレベルがあがるが、先行勢も少ないため今年も期待。

★トウシンマカオ
ウインマーベル同様1400mベストのこの馬の激走に期待。