【馬体から好走馬予想】25年フェブラリーS

※馬体写真なし

クイーン賞は2着と好走したが、展開が向いたかつメンバーレベルを考慮すると評価はあげられる。強い先行馬が揃った今回は厳しい。

腹が後躯に向かって引き締まっており、飛節も曲飛でかなりスピード能力がありそうな馬体。ある程度パワーも必要とする今回の舞台は適性ありとまでは言えないが、7着と善戦したチャンピオンズカップよりも適性はある舞台のため、展開次第では好走の可能性あり。

昨年、一昨年と走ったチャンピオンズCはどちらもスタートの上り坂が苦手なのか後方になり見せ場は少なかったが、上がり上位の良い脚は使えているため、先行有利の中京でのレースと考えるとそこまで評価を下げる必要はない。今回スピードに乗れる芝スタートは好材料で中央メンバーとガチンコでどこまでやれるかは未知数な部分もあり、少し不気味な存在。最初で最後の東京マイルでどこまで通用するか。

500㎏の馬体重が示す通り、筋肉量が豊富でパワフルな馬体。首さしも短く、繋も立ち気味でパワー要素が多く、まさにダート馬らしい馬格をしている。芝スタートということもあってか過去に芝コースの実績があったり、スピード要素を持つ馬が好走傾向にあるため、パワー×スタミナタイプのこの馬の適性は低め。

JBCクラッシクは、逃げのこの馬にとって楽な展開ではなかったとは言え、地方馬もいる中6着は負け過ぎの印象。展開がはまればという点は人気次第では魅力的だが、逃げが不利な東京の舞台も考慮するとよっぽどの適性がない限り印は打ちづらい。

500㎏を超える馬体重が示す通り、かなり筋肉質でパワーのある馬体。特にトモの筋肉が立派でパワーと合わせてかなりのスプリント力がありそう。今回の舞台は同コースである武蔵野Sで好走している通り適性は十分あり、能力と合わせてここは上位評価せざるを得ない。

武蔵野Sは直線スムーズでなく、ほとんど追っていない内容で1分36秒ジャストは優秀。展開も考えると唯一先行で残っており、今回のメンバーでも能力は上位。

胴から首さしまでかなり横長に見えるフォルムをしており、ストライドが大きく、スピードの持続力に長けている。可動域も広くスタミナ要素が全面出た馬体。昨年もこのチャートで適性なしと判断したが、実際は好走しているところを見るとそもそものポテンシャルが高い可能性はある。

チャンピオンズCは外枠、初のダートスタートなどこの馬にとっては不利な要素が多く度外視で良い。距離もマイルがベストで昨年好走したこの舞台に戻るのはプラス。マイルでは大きく崩れてないため、人気を落とすようなら妙味あり。

馬体重は500㎏前後で重過ぎず、筋肉にも柔軟性が感じられ、芝コースでも好走しそうな馬体をしている。1600mの距離も全く問題なく、長い東京の直線も合いそう。適性はドンピシャではないが、総合的が高いため、どんな馬場展開でも対応できる能力は持っている。

欅Sは2キロハンデがあったとしてもエンペラーワケアに完勝している点は素直に評価できる。距離が伸びて合いそうなのこの馬のような気がするため、人気がどうなるかだが、オッズ妙味はこちらにありそう。

トモの筋肉量が立派で前傾姿勢な馬体からスピード要素がかなりありそうで、近走逃げ勝っているのも納得がいく。能力に偏りがありそうだが、そこまでスタミナを必要としない今回の舞台は適性あり。

プロキオンSは内をロスなく回ってギリギリの勝利のため、評価しずらい。ベテルギウスSも有利な馬場展開をロスなくこなしての勝利のため、大きく評価はあげれないが、タイムは優秀で強い内容だった。今回こそ先行馬が多く、差しが決まりやすい東京コースに変わるのはマイナス。

詰まり気味で伸縮性の高そうな胴回りをしておりスピード要素が高い。馬体重も500㎏を超えており、筋肉質でスピードと合わせてスプリント力がかなりありそう。足が長めでストライドも大きく東京コースは合いそう。マイルへの距離短縮が疑問視される声もあるが、チャート的には問題なく、昨年のようなタフな流れになればこの馬が突き抜ける可能性もある。

プロキオンSは2着に敗れたが、1着馬とはスムーズさが違いすぎるため、勝ちに等しい内容だった。チャンピオンズ Cも終始外を回された影響が大きく度外視できる。とはいえメンバーレベルがあがるため、マイルへの適性がポイントになる。

脚は長く、飛節は直飛だが胴は詰まり気味でコンパクトな骨格をしている。馬体重は500㎏を超える大型馬だが、他の馬と比べて身軽そうに見え、スピード能力がかなりありそう。昨年4着の実績の通り、適性は十分。

JBCスプリントはコーナーからまくる強い競馬で勝ったが、2着馬との着差やレースレベルを考えるとそこまで評価はあげれず。6着に敗れた南部杯は、実力馬のハイペースとコーナーからまくりで脚を使った感があり、この馬には向かなかったため、悲観する内容ではない。長い直線の東京で後ろで脚をためるいつもの競馬ができれば馬券内はありそう。ただ、昨年よりもメンバーレベルがあがるため、良くて抑えまで。

胴にゆとりがあって腹袋もしっかりしており、スタミナ能力の高い馬体。500㎏近い馬体重が示す通り、パワーも勿論あるが、器用さや瞬発力に関連するスピード要素が少なく、初舞台となる東京コースだが適性は低めの判断。

直近の海外・地方レースでは成績振るわず、評価できる内容が少ない。久々の中央レースで突然好走するパターンも考えられるが、適性も低いため、流石に今回のメンバーレベルを考えても厳しい。

骨格と前後の筋肉量のバランスが良い馬体。ただ、500㎏を超える馬体重と腹袋も立派なため、パワーとスタミナ要素に少し偏り気味でスピード勝負になりやすいこの条件ではやや適性は低め。

プロキオンSはこの馬にも展開が向いたが、勝ちきれずで着順以上に評価はできない。チャンピオンズ Cは後方から内を上手くつく騎手の好騎乗もあったが、3着まで来れたことは評価できる。良くも悪くも相手なりに走るが勝ちきれない印象。また、マイルは少しこの馬には忙しく、強い先行馬が多い今回は厳しいか。

立派な腹袋を持ち、胴にゆとりがありスピードの持続力に長けた馬体。可動域も広く、スタミナ要素が豊富でタフなレースが得意条件。チャート的には適性外だが、昨年同様タフな流れになるなら好走の可能性は十分ある。肌ツヤも良く見え、チャンピオンズカップよりも状態は良さそうに見える。

チャンピオンズ Cはほぼ完璧な騎乗で4着のため、評価はあげれない。ただ、能力不足ではなく、距離が長かった印象。南部杯でレモンポップに詰め寄ったようにベストはマイル。昨年覇者の割には人気がなさそうなので、妙味はありそう。

※馬体写真なし

地方転籍後も成績振るわずで、メンバーレベルが一気に上がる今回も厳しい。

馬体重は540㎏台とかなりの大型馬だが、フォルムはそこまで重たそうに感じず、スピード、スタミナ要素もそれなりに備わっている。特に腹は後躯に向かって引き締まっており、伸縮性が高そう。チャート的には少し外れているが、昨年のようなハイペースになる可能性も高いため、多少スタミナがあるほうがむしろ良い。

名古屋大賞典はハンデもありながらの勝利で、メンバーも考慮すると評価はあげづらい。距離短縮によるスピード決着がどうかと不安要素もある。ただ、フォーエバーヤングと差のない競馬をしたこの馬の能力が低いわけはない。適性次第で大本命。

胴が詰まり気味でコンパクトな骨格だが、馬体重は500㎏を超える大型馬かつ腹袋も立派でタフなレースが得意そうな馬体をしている。広い東京コースよりも機動力が活かせる小回りコースで穴をあけそうなイメージだが、スタミナ要素は十分あるため、昨年のような鬼ハイペースになればチャンスはあるかも。

ベテルギウスSは斤量61kgが見込まれ過ぎで度外視で良いが、メンバーレベルがあがり、強い先行馬も多いため、ここでは厳しいか。

馬体写真は23年チャンピオンズカップ出走時のもののため信頼性は低いが、パワー×スピードタイプの馬体をしている。過去に3着に来ている通り適性は高いほうだが、昨年のように鬼ハイペースになる可能性も高く、慎重に判断が必要。

JBCクラシックなど直近の地方重賞レースを見ても大きく衰えは感じさせない走りはできている。ただ、中央G1レベルの馬たちとはしっかりと差ができてしまっている印象。先行馬に強い馬が揃っているため、おそらく後方のこの馬には向く可能性もあるが、期待値は低め。

☆アーテルアストレア
中央G1の内容を見る限り、人気ほど弱い馬ではないと思っている。枠的に後方一気狙いになりそうだが、直線の長い東京マイルならと少し期待。